皆さん、こんにちは!

「卒FIT」「2019年問題」という言葉を耳にしたことはありますか?

これらは2019年度より、太陽光発電における固定価格買取制度(FIT制度)の10年間の買取期間が順次満了となることを指しています。

つまり、今まで電力会社に固定価格の高値で安定して買い取ってもらっていた余剰電力は、これからそれぞれの世帯が売り方・使い方を決めていくことになります!

今回はそんな「卒FIT」と「2019年問題」へ経済産業省・資源エネルギー庁も提示している2つの対策方法、さらに関連の世論調査結果を紹介します!是非、これからFIT買取期間の終了を迎える方々にも役立てていただければと思います。

1.余力電力買取

これは、今までのように電気を買い取ってくれるサービスと契約することです。

FIT制度では、電力会社は買取を義務付けられていましたが、FIT買取期間終了後は、それぞれの会社が、契約の内容やそもそも買い取るかなど決めることができるようになります。今回は、大手電力会社、小売電気事業者のサービスをそれぞれ一つずつ紹介します!

①中部電力/これからデンキ「イオンとの提携」

「イオンとの提携」中部電力が顧客から余剰電力を募り、イオンの店舗などに送電、そしてイオンは顧客の供給量に応じてWAONポイントをプレゼントするサービスです。

これは、FIT買取期間終了に向けた「これからデンキ」サービスの一環で、顧客が売電先を選べることがポイントです。(中部電力:これからデンキ)

WAONポイントの還元率などの詳細は2019年4月頃発表だそうですが、今までとは一風変わったユニークなサービスです!

また、その他の大手電力会社も同じく2019年4月以降に、具体的なプランを発表します。下記の図は経済産業省資源エネルギー庁による各企業の発表時期です。(参考資料:経済産業省資源エネルギー庁:主なスケジュール)

②株式会社スマートテック/スマートFIT

総合エネルギー事業を手掛ける株式会社スマートテックの電力買取サービスです。

すでに買取価格を10円/kWh と明示しており、大手電力会社含めまだ多くの企業が価格を決定していない中、一足先に契約できるという安心感があります。

さらにポイントとしては以下が挙げられます。

●切り替え費用無料

●買取期間2年間保証

●幅広い買取エリア(東北/関東/中部/中国/九州/近畿)

2019年問題を新たなビジネスチャンスととらえ、大手電力会社や小売電気事業者が次々と参入しているため、新しい電力の買取サービスからは目が離せません。

新しい買取サービスについての記事も更新予定ですので、是非ご期待ください!

2.自家消費の促進

これは、余力電力を蓄電池や電気自動車、エコキュートなどと組み合わせ、家庭で全て使いきるようにしようという考えです。

大きなメリットとしては、電気料金を格段に抑えられること。特に、近年「再エネ賦課金」が値上がり続けているので、家庭の電気料金を抑えられるのは家計にとって有難いです!

①蓄電池

まず、蓄電池とは発電や買電した電気を蓄え、必要なときに必要な分だけ使うことができるようにするシステムのことです。

例えば、日中太陽光で発電し余った電気を、夜間発電していない時に使えるようになります。逆に、電力が安い夜間に貯め、日中のピーク時に使うこともできます。そのため、蓄電池を導入すると「時間帯別電灯」など時間帯により異なる価格を設定しているプランに変更するのが一般的です。

(大容量&高出力で、安心も大きい ハイブリッド蓄電システム/ニチコン)

②EV(電気自動車)/PHV(プラグインハイブリッド車)

EVやPHVの一番の魅力、そして蓄電池との違いは、移動手段になるということです。太陽光で発電した電力で日中充電し、夜間に乗ることができます。

また、一般的にEVのバッテリーは家庭の数日分をまかなえるほど大容量であるため、停電などの緊急時にも使えます。

しかし、導入費用や生活スタイルなど考慮するべき点も多いのが現実です。

最後に、FIT買取期間終了後、太陽光設置者の60%が「蓄電池などで自家消費(54%)」「電気自動車を購入(6%)」を予定しているという調査があります。(日経XTECH)

皆さんも、自身のご家庭に合った対策方法をご検討ください!